2月3日()

 








 不景気風吹き飛ばせ!/黒石名物旧正マッコ市

 黒石市の最大の商業イベントである伝統の「旧正マッコ市」は1日早朝、一斉に繰り広げられた。商店街協同組合による「福まき」は人、人、人…で埋め尽くされ、甘酒やおしるこで早朝の買い物客を歓迎。“マッコ”(景品)をサービスして日ごろの利用に感謝し、買い物客は真冬の商業イベントを満喫した。

 「福まき」は午前5時に横町で始まった。ひさしから一斉にまき始められ、旧正月にちなんだ紅白のうんぺい菓子、節分にちなんだ落花生、マッコ引換券や現金の入った袋をつかもうと必死。中には紙袋を広げて「こっち、こっちー」。午前9時の2回行われ、まいた「福まき」は2000個。

 「夢札」は家族連れなどが次々に訪れ、1等10万円(商品券)などに夢を託した。中心商店街は核店舗がないため今年も分教型だったのに対して、郊外などの大型店は、開店前に駐車場がほぼ満車状態になるほど大変なにぎわい。集客力の違いを見せつけた。


 主な掲載記事

□いきいき放談/小嵐山・黒石温泉郷活性化協議会の丹羽正樹会長
□新幹線青森駅開業に向け黒石市、平川市、田舎館村が研究会
□柳からみ「今年は豊作」/猿賀神社で七日堂大祭
□新しい「ふるさとカルタ」で小学生が熱戦/藤崎町
□写真特集/平川市「尾上農家蔵物語」


  2月3日(火)

〔黒石市〕
■黒石神明宮節分祭 午前11時
■子ども美術展 産業会館(8日まで)

〔平川市〕
■認知症の人と家族のつどい 緑青園 午後1時

〔藤崎町〕
■母子健康相談 文化センター 午前10時

〔田舎館村〕
■田舎館村生活習慣病予防教室 豊蒔公民館 午後1時30分